いま振り返ってみると皮肉なことに、1993年当時のゲームは、ドット絵から逃れることに必死で、何がゲームを楽しいものとしているかを忘れ、魂を失っていた。ああ、確かにリアルな俳優がゲームに出てくるのは「おっ」と思わせるものはあったが……それはすぐに死ぬほど退屈なものへと化したんだ。
 しかしその後ありがたいことに、業界は(特に実写や安っぽいCGの)ビデオベースのカットシーンの危険性について学んでくれた。Naughty Dogの『The Last of Us』(や、その他のインタラクティブムービースタイルのゲーム)は、そんな失敗を経て、その後業界がインタラクティブなストーリーテリングを正しい方向に進化させてきた証なのだと思う。